現代日本で子どもは育てやすくったのか

ライフ・キャリア

厚生労働省が先般公表した人口動態統計によると、2019年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの数に相当)は1.36で前年を0.06ポイント下回り、4年連続で低下しました。1966年には1.58 人であったので、これはかなり低調な数字になります。

子どもをほしくない、産みたくない親がふえたのでしょうか。フランスなど欧州では、、下げが止まってふえて来ました。国家が児童手当を引きあげたり、共働きの女性が、子どもを安心 して産めるような環境づくりを進めてきた成果でしょう。

たとえば妻の出産時に夫もまた休暇をとれるようにして、夫が育児に対してもっと協力できるようにしました。 日本もまた、少産化の数字をくいとめ、出生率の上昇のためのいろいろな手が打たれてきたと思います。

女性も男性と同じ給料をとり、産前産後の休養が十分とれるように制度が整備されつつあります。それでも、現在の状況で は、働く女性にとって、仕事と家庭の両立は困難が多いです。男性は仕事、女性は育児と、古い世代にはそのような考え方が根強く、働く女性の負う重荷を、少しでも軽減させようとする思いやり が、社会的にも家庭内にあってもまだまだ少ない。(それでも、だいぶ改善してきたけれど)

女性の経済的な自立が進むにつれて、子どもはほしいが夫はいらないという女性もふえています。子どもさえいらないと言う若年層もまた増えています。恋愛はしても結婚はいやという人もいます。恋愛さえ自分の才能を生かすためには邪魔という人も少なくないです。

男性にとっては受難時代と言えるかもしれませんし、いままでが恵まれてきたとも言えます。(男性の生きにくさも男性学で指摘されています)

私の知人の女性も昭和の若かりし時代に、結婚願望があまりなかったそうです。自分の勉強をつづけるのに、恋愛も結婚もさまたげになると思っていました。その頃の適齢期は、24才ぐらい が平均で、25才をこえた女性は、売れ残ったクリスマスケーキと言われて、相手はないとさえ言われました。(ひどい話です)

あれからずいぶん歳月流れました。日本は子どもを産み育てやすくなっているのでしょうか。今さらそんなことを考える日々です。

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