住宅ローンが払えない 「WISE SPENDING(賢い消費)」になること

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ローン破綻で夢のタワマン失った もう他人事じゃない「収入減で住居喪失」という状況に陥る人が増えているそうです。コロナ禍の収入減が、住宅ローンと教育費を直撃しました。例によって、個別的な事例を世の中の趨勢のように報じていますが、日本人の家計が抱える「構造的な問題」でもあります。

私も、不動産事業に関わっている身なので、あまり大きな声では言えませんが、この登場人物たちは、なぜこんなに過大な住宅ローンを組んだのでしょうか・・・

もちろん、金融とか不動産のリテラシーがある人が、低金利だからとか、割安物件だからと最大限レバレッジを効かせてローンで買うのは問題ないでしょう。

無謀とは考えなかったのでしょうか

でも、もはや収入も身分も安定しなくなりつつある現代の日本のサラリーマンが、30年以上10万円、20万円の支出だけを固定してしまうのは、2020年現在かなり無謀としか言いようがありません。

しかも、中学受験、専業主婦など、かなり楽観的な将来設計をしています。

そして、今年は首都圏の中古戸建、新築戸建て市場はかつてなく盛況でした。たしかに、千葉とか神奈川とか、リモートワークの関係でちょっと郊外に自宅を買う流れもありました。けれども、来年以降の不動産市況はまだ不透明です。

「ローン破綻で夢のタワマン失った・・・」金融リテラシーも、夢の見つけ方も、日本人はまちがっていたように思えます。

若い人はもうわかっていると思いますが、30年先に自分の収入がどうなっているかなんて、今どき公務員くらいしかわかりません(公務員もあと10年くらいしたらなにかしら大きな変化があるのではないかと思いますが)。

それぞれの対策はむずかしいことではありません

実業家の岩瀬大輔さんは、中古の割安物件に住んでいるそうです。岩瀬さんは古くてもあまり気にならないので、築35年の丈夫そうなマンションの部屋を安く買ってリフォームしたそうです。ですから、不動産市場の中での割安物件というのは、自分の好みの妥協点によって生み出すしかありません。私も、同じような築年数のマンションを購入して、リフォーム会社には頼まずリノベーションをしました。

教育関係の支出や教育ローンも同じです。これから大学に行って、元は取れるのでしょうか。学部学科によってはかなり厳しいと思います。資格取得も同じです。「教育投資」とか「自己投資」という言葉に惑わされないようにしたいです。

保険にかんしては、出口治明さんにお会いしたときに、契約していた県民共済の死亡保険で十分だと言われました。ライフネット生命も考えましたが(と言ってしまう出口さんはやはりすごい人です)。それ以外の保険は入っていません。不測の事態は貯金で対応しています。

自動車はなくてもよい場所に住んでいるので、必要な時に借ります。自転車はあぶないのでレンタサイクルにもあまり乗りません。

ETFや投資信託は買っていますが、私の場合は利殖というよりは、資産保全のためといった意味合いが大きいです(そういったセンスはないので)。

こう見ると、ずいぶん保守的な生活をしています。金持ち父さんのようにはいきませんが、法人化、節税、貯蓄、投資をうまく活用して、お金持ちにはなれなくても、あくせくしないゆとりのある人生を送りたいですね。

広告を見て決めるような人生を歩んではいけないのです。

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